豊島区駒込の駒込あおば内科 | 循環器内科

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循環器内科

循環器内科

◎ 循環器内科

循環器内科とは血管(動脈、静脈)の病気や心臓の病気を扱う診療科目です。

動脈硬化による脳卒中や心筋梗塞、高血圧症、不整脈、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)などの診断、治療を行います。
循環器系の病気にはサイレントキラー(自覚症状が乏しく、ある時に突然発症する)が多く、日頃の生活習慣の見直しから病気の予防を踏まえ、早めの対応を心がけることが大切です。


健康診断などで異常を指摘された方など、早期の診断・治療によってリスクヘッジの確率も高くなります。
特に、高血圧や糖尿病などの持病をもつリスクの大きい方は、定期的に循環器科での診断をお勧め致します。

当院では、心臓の弁や筋肉の動きをチェックする心臓エコー検査や24時間ホルター心電図などを備えております。24時間ホルター心電図はその場だけの心電図検査と異なり、心電図を24時間連続記録できるため、日常生活における不整脈・狭心症などの心臓の検査が可能です。

◎ こんな症状の時はお早目にご相談下さい。

動悸、息切れ、胸の痛み、胸の圧迫感、呼吸困難、チアノ─ゼ、背部痛、めまい(非回転性、失神性めまい)、立ちくらみ、むくみ、失神、意識消失発作、など

 

◎ 血管年齢という言葉をご存知ですか?

血管は、血液とともに身体各所へ、酸素や栄養分を運ぶ大切な器官です。ところが人は血管から老化が始まるとも言われています。
最近よく聞かれるようになった「血管年齢」とは血管の老化度、つまり動脈硬化の進行具合を判断する目安となります。
現代では食事やストレスなどの影響で、実年齢よりも血管年齢が高い方が増えていると言われています。
肌を美しく保つため、毎日のスキンケアが欠かせないように、血管を若くしなやかに保つためには、毎日の正しい生活習慣を心がけることがとても大切です。

◎ 狭心症・心筋梗塞

現在、日本人の死因は第2位を心臓病が占めており、その多くが虚血性心疾患という名で総称される狭心症や心筋梗塞です。
この疾患は心臓に血液を供給する冠動脈が動脈硬化によって狭窄し、心筋に十分な血液が送られなくなってしまうために起こります。この動脈硬化には高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満などの生活習慣病が関わっており、ある日突然心臓発作に襲われて死に至るケースもあります。しかし、この虚血性心疾患は予防できない病気ではありません。

◎ 高血圧症

ほとんどの場合は、発症の原因をはっきりと特定することができない本態性高血圧です。
患者さんの約9割を占め、遺伝的素因と生活環境が複雑に絡み合って発 症すると考えられていますが、詳しいことは分かっていません。
高血圧は生活習慣病の代表といってもよい病気で、血圧を上げるものとして以下が考えられています。

  • 塩分の取り過ぎ
  • オーバーウェイト
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • ストレス
  • 運動不足

残りの1割程度は、腎臓や内分泌、血管系の疾患、神経の病気など、高血圧の原因が明らかなもので、二次性高血圧とよばれています。

◎ 不整脈

心臓には4つの部屋があります。上側の右心房と左心房が血液を受け入れ、下側の右心室と左心室が血液を送り出しています。
これら4つの部屋がリズミカルに収縮することで、心臓は絶え間なく全身に血液を送りだしているのです。
このリズムを作っているのが心臓の上部にある洞結節(どうけっせつ)と呼ばれる部分で、これが1分間に60~80回の電気刺激を発生させて心臓を規則正しく収縮させています。
不整脈とは、この電気刺激が正常に働かなくなり、脈が不規則になってしまう状態のことで、動悸や息苦しさを感じ、ひどくなると血圧が低下し、失神やショックを起こすこともあります。

◎ 動脈硬化症

動脈は、身体の隅々まで栄養を行き届かせているとても重要な器官です。
通常、動脈をはじめとする血管は弾力性に富んでいますが、年齢とともに血管にも老化現象が起こります。
老化が進むと弾力性が失われて硬くなったり、内部にさまざまな物質が沈着して血管の通り道が狭くなり、流れが滞るような状態を「動脈硬化」と呼びます。
また、動脈硬化が起こることが原因で、身体にさまざまな症状が現れているものを「動脈硬化症」といいます。

◎ 心不全

心臓は、全身に血液を送るポンプの役割を果たす大切な臓器です。
全身をかけめぐって炭酸ガスを含んだ血液(静脈血)を肺に送る右心房・右心室(右心系)と、 肺で炭酸ガスが酸素に交換された血液(動脈血)を全身に送る左心房・左心室 (左心系)とで成り立っています。
心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、体の各組織が必要とする量の血液を供給できない状態をいいます。

つまり、心不全は病気ではなく、機能が低下している病態を表します。